7月5日、国務院新聞弁公室は「質の高い発展の推進」に関する一連の記者会見を開催した。工業情報化部長の金荘龍氏は、2023年にわが国製造業の付加価値が昨年のGDPの26.2％を占め、世界シェアの約30％を占めると紹介した。

報道によると、わが国の工業はシステムが完備し、製品の種類が豊富で、規模が大きいという独自の優位性を形成している。わが国には41の主要な産業、207の中規模、666の小規模の産業があり、国連の産業分類のすべての産業を網羅している。あらゆる種類の製造業があり、500の主要な工業製品の中で、わが国は220以上の製品の生産量で世界第1位である。2023年には、わが国の工業付加価値総額は39.9兆元に達し、GDPの31.7％を占め、製造業の付加価値はGDPの26.2％を占め、世界の約30％を占める。

2023年には、ハイテク製造業が指定規模以上の工業企業の付加価値の15.7％を占め、設備製造業が33.6％を占める。製造業のデジタル化は引き続き進み、重点工業企業のデジタルR＆Dおよび設計ツールの普及率は80.1％に達し、主要プロセスのCNC化率は62.9％に達した。人工知能は新しい工業化を深く強化し、421の国家インテリジェント製造モデル工場を育成し、グリーン製造が加速している。第14次5カ年計画の最初の2年間で、指定規模以上の工業企業の付加価値単位あたりのエネルギー消費量は6.8％減少した。2021年から2023年まで、工業付加価値1万元あたりの水消費量は20.3％減少した。 2023年には、大型産業固形廃棄物の総合利用量は約22億トンとなり、利用率は54％に達する。

産業技術革新の面では、動力電池、ヒューマノイドロボット、高性能医療機器などの分野をカバーする国家製造イノベーションセンターが30カ所建設され、国家独立イノベーションモデル区が23カ所、国家ハイテク産業開発区が178カ所設立された。特に、わが国のいくつかの重点分野では、C919大型旅客機6機が中国東方航空に納入され、上海から北京、西安、成都、広州への路線が開設された。ARJ21新型地域航空機が139機納入され、うち3機は海外納入。国産初の大型クルーズ船「愛達・模度」が商業運航を開始。「嫦娥6号」が月の裏側からのサンプルの持ち帰りを達成。国産最大口径のシールドマシン「景華」が実用化され、インテリジェント6列綿摘み機が量産に入った。

中国の一定規模以上の工業企業は50万1000社を超え、ハイテク企業は46万3000社に達し、産業チェーンの中核企業が急速に成長し、専門化、洗練化、革新化の企業が続々と誕生し、専門化、洗練化、革新化の中小企業は計14万社以上育成され、その中には専門化、洗練化、革新化の「小さな巨人」が1万2000社、製造業の単独のチャンピオンが1557社含まれている。

情報通信産業の質の高い発展は目覚ましい成果を上げています。わが国は5G基地局を合計383.7万基建設し、世界全体の60％以上を占め、「すべての都市へのギガビットアクセス」、「すべての郡への5Gアクセス」、「すべての村へのブロードバンドアクセス」を実現しています。総コンピューティングパワーは世界第2位です。産業インターネットは、ネットワーク、識別、プラットフォーム、データ、セキュリティの5大システムを最初に構築しました。商用ライセンスの発行から5年間で、5Gアプリケーションは数千の産業に統合され、工業、電力、鉱業、医療、教育などの分野で大規模に推進されています。

（この記事は工業情報化省から提供されたものです）